2021-01-01から1年間の記事一覧

お山

二年ぶりに里帰りをし、一人で家を守っている妹に会いました。二年ぶりですが、変わりなくホッとしたことでした。四方山話をした後、久しぶりに外に出て町内を歩いて見ました。青い空が光って、紅葉黄葉を過ぎた里山や雑木林に陽がさし、冷え冷えとした空気…

今日の暦

朝起きると、家中の窓を開け、家人の祖父母、両親の写真の前でご挨拶をして、日めくりの暦を一枚捲ります。かつては、格言が記されている、よく見る日捲りを使用していました。今年は月の満欠の絵がついているものにしてみました。月の満ち欠けのイラストの他に…

師走には・・・

毎年、日の経つ速さに茫然としていますが、今年は殊の外時間の経つのは早かったようです。コロナの感染拡大に驚かされた年の明けからたいして時は流れていないように感じておりますのに、もう12月、師走です。 町ではクリスマスとお正月の準備が同時進行です…

バス停終点、南善福寺

このところ、あまり歩かずグズグズしておりましたところ、かつての教え子が「キョウイク、大事ですよ!」と散歩を誘ってくれました。「キョウイク」とは、「教育」ではなく、「今日行く(所)」という意味で、このところのステイホームがすっかり身についてし…

山の紅葉のある日

秋晴れの美しい日、山小屋仕舞いに出かけました。テレビニュースが日光の紅葉を伝えてくれました。実家は日光街道沿いにありましたので、紅葉の時期になると、目の前の通りは、ずっと、ずっと、車の列が延々と連なっていたものでした。というわけで、未だに日光…

永の別れ

娘の家を裏庭に建てようという計画が着工する運びになり、まずは、裏庭の整理から始まりました。何十年も役に立ってくれた木造の物置、猫の額ほどの家庭菜園、塀際の生垣や植木、土留めなどが取り払われることになりました。というわけで、とりあえず、物置か…

栗名月、四人の宴

長月十三夜(10月18日)夕刻、約一年半ぶりの月見の宴です。今を去ること4年前、一年違いで退職する気の合う4人が、ゆったりとお祝いの宴をということになり、3月にお食事会をしたことが4人の会の始まりでした。一昨年も横浜で宴をもちました。昨年はCOVID-1…

10月10日

この日はかつて体育の日でした。祝日が月曜日に偏って、復活祭の移動祝日のように日付で祝日を覚えることができなくなって以来、祝う心が薄くなってきたように思います。私にとって、意識の中では、今も、成人式は1月15日、体育の日は10月10日です。 朝起き…

経年劣化

コロナの日々に身も心も馴染み中途半端に過ごしているうちに、暦は10月になってしまいました。この一年半を振り返ると、コロナの日々であったとはいえ、それ以上に生来の怠け心に甘んじ、あまり生産的に過ごしてこなかったと反省されます。だいぶ心身共に鈍…

家庭ゴミ

家庭ゴミを出す場合、一週間にわたって、どの曜日に何をどう出すかというのは、地域ごとに決められていると思います。家を改築している間、武蔵野市に仮住まいをしていたことがありました。その時、指定のゴミ袋の料金が杉並区よりだいぶ高かったのに驚きまし…

山の一年・村の一年

川上村の山の家に行く途中、村の畑を見ながら、この辺りの一年前の景色を思い出しました。畑はそろそろレタスが終わり、青々と、瑞々しく目に映るのはキャベツか白菜です。所々に蕎麦畑があります。収穫できると年越し蕎麦になるのでしょう。畑仕事も10月でお…

8月の終わり

コロナの中、家で過ごす日が続き、時は無意識のうちに流れていきます。庭木や草花の移り変わりに、ああもう春、入道雲に、ああもう夏、風やの具合、空の青の深さ、雲の色に秋の訪れを感じます。8月に入って一匹の虫が鳴き始めました。8月の終わり、今は夜も昼も…

お山はもう・・・

5月下旬に川上村に来たときには、山躑躅がきれいでしたが、7月に来たときには山躑躅はすっかり姿を消し、額空木が咲き始めていました。 今回見た額空木です。花びら(?)に囲まれた所に小さな花がいっぱいあります。前回はみな蕾でしたが今回は開いています…

8月15日、追記

「8月15日」のブログを読んでくださった友人から、「原爆以外のことには触れていませんね」と感想をいただきました。ご尤もです。あまり長くなってしまったので、唐突に止めたのがいけませんでした。その続きは、日を改めて、と考えております。ごめんなさい。

8月15日

明日は8月15日、終戦記念日です。日本の第二次世界大戦は1945年のこの日に終わりを迎えました。 1945年8月15日、玉音放送で前日に決まったポツダム宣言の受諾と日本の無条件降伏が公表され、9月2日、降伏文書に日本政府が調印し、1952年4月、平和条約(サ…

8月9日

今日は8月9日、長崎に原爆が投下された日です。 私がキリスト教に出会ったのは長崎からいらしたカナダ人司祭を通してでした。戦前から来日し、私が知ったときには日光・今市地区を担当されていたフランシスコ修道会の修道士でした。洗礼を受ける人はほとんど…

8月6日

今日広島に原爆が投下されました。思いは心の中をぐるぐる巡りますが、それを表現する言葉が見つかりません。ただ、ただ、この日のことを思い、平和でありますようにと、二度とあのようなことが起こりませんようにと、心から祈ります。

壮絶な闘い?―その後

前回のブログで蟻の襲撃について書きましたら、友人知人が、親切にも、どうすればいいかという退治策を教えてくださいました。私は大喜びで、早速、小さい石鹸様の駆除剤を買ってきました。こういう薬があるということは、蟻に悩まされている人はいっぱいいる…

壮絶な闘い?

平和な1日が終わり、夕食の後片づけをしようと台所に立ったときのことです。な、なんと、揚茄子を狙って蟻の一軍が押し寄せてきています。思わず、はしたなくも、とんでもない悲鳴が漏れていました。 そもそも虫は苦手で、ロバート・リンドの“Insect”を読ん…

このところの日々

近年、この時期には日本の至る所で、大雨、大雨に伴う土砂崩れ、土石流、堤防の決壊の災害が襲います。そのたびに人命が失われ、家を失い、夢も希望も奪われた人たちが途方に暮れます。次々に繰り返される災害に、以前に被災された方々の復興もままならないのに…

掘り出し物

久々に山の家に行って、放っておいたあれこれを整理しました。これまで二階はほとんど使用しないのを良いことに、置き場所のない家具や書籍その他雑貨の物置き場所になっていたのです。 今回整理したものはたくさんの置物です。いただいたり、あちこち出かけ…

夏のアイロンかけ

家事は、正直言って、不得意科目のベストスリーに入ります。子どもの時から動くのが嫌いで、面倒臭がり屋で、おまけに家族は四人姉妹の女家族です。両親は無理に私に家事をやらせようとは考えなかったようで、まあ、家事の手は足りていますし、何かあると父…

夕べの夢は

夢を見ているときには、この夢は面白いからきっと覚えておこう、と思っているのに、起きてみると、夢を見たことは覚えているのに、何の夢だったかを思い出せないことがよくあります。また、夢を見ているときに、「あ、これは以前に見た夢の続きだ、」と思うこと…

柿の若木、2021年

ああ、一年経ったなぁ、と思ったのは、庭に鉢植えで置いてある柿の若木です。これは、家を改築することになり、増築部分にあった甘柿を斬らざるを得なくなったので、せめて子孫を残そうと思い、秋に実った種をヨーグルト容器にいくつか植えたものです。年を…

お勉強その2

昨日のブログの続きです。昨日はなぜか絵をアップさせることができませんでしたが、今日、気を取り直してもう一度試みましたら、なんと、上手くいきました。(メデタシ、メデタシ。)3人でいただいたワインが大変美味しかったので、思い出して描いてみたの…

お勉強

退職間近の三月ランチをしようと出かけました。メンバーはかつての同僚と友人、そして私の三人です。当日、同僚お勧めの関内の居心地のいいフレンチレストランで食事を楽しみ、四方山話を楽しみ、美味しいワインを楽しみ、またの機会を、などと言いつつお開きと…

遠い日

毎日がほぼ日曜日になって久しく、時間に追われず、お日様の歩みを味わいながら日々を過ごします。70代が、(生きる社会情勢や多過ぎる天災や人災は別として、)こんなにも穏やかで静かに過ごせるとは、働いているときには思いませんでした。 子どもの頃、歳をと…

歌のことば

退職して、好きなように過ごせる時間が多くなりました。出かけることも少ないので、結果的に規則正しい生活です。日が長くなると朝は4時頃起き、夜は9時頃床につきます。夏も冬も5時には起きますが、夏になり、夜明けが早くなると、お日様と一緒に起きます。…

上原淳道先生のこと

退職して以来折々に思い出す顔があります。最近は中国の話題が多いせいか、かつて同僚であった上原淳道先生のことを思い出します。先生は中国古代史の研究者ですが、一度も中国にいらしたことはないと伺ったことがあります。 先生は東京大学を停年退官された…

春の珍事

先週、ブログをチェックしていましたら、IDと「記事を書く」の表示が消えているのに気が付きました。その代わりに「ブログを始める」という表示が出ています。おかしいな、と思っておりましたら、友人から、別のブログに私がつけた星印のIDが変わっています…