2022-01-01から1年間の記事一覧
いつの間にか日々が流れ、今年もあと僅か。歳月人を待たず、とはよくいったものです。そう言えば、今年、「年の暮れという感じがしない」とは耳にしていたのですが、それすらも思わずに無為徒食の日々を過ごしていたのです。締め切りのある仕事が一段落して日…
このところ、昼間は暖かくても、朝夕めっきり寒くなってきました。夕焼けも暖みのある赤から少し冷たさを感じさせる鋭い赤になりました。月もくっきり、皓々ときれいです。毎年しみじみ思うことですが、東京の秋から冬にかけての日々はなんときれいなのでし…
11月初め、山に行きました。この度は30年ぶりに行ってみたいという娘も一緒でした。山は紅葉の盛りが過ぎたばかりで、昨年のような見事な綾錦とは行きませんでしたが、広々とした空、山々、山林、田畑の佇まい、いつもなら寒いこの時期の陽の暖かさに山々も…
先週、山に行きました。お山に近づくにつれ、そろそろ紅葉が始まっておりました。昨年見た紅葉の盛りには少し間がありましたが。村の畑も仕事仕舞いの感で、きれいに整地されていたり、この一年しっかり役目を果たしたビニールの覆いを燃やす煙が立ち上って…
しばらくブログをお休みしていました。心に思うことはたくさんあったのですが、言葉になりませんでした。カルチャーセンターの受講生の一人が、コロナ以来の様々な出来事で心が萎え、自然災害の多さと悲惨に人災が加わり、その上ウクライナ侵攻やら、低年齢…
お盆休みを利用して、今回はゆっくり山で過ごしました。東京の気温は連日36℃前後、蒸し暑く、出かけるのも、家で大人しくしているのも、それなりに大変でした。山の温度は東京と約10℃異なります。お盆前の村はレタスの栽培、収穫に大忙しでした。お盆休み、…
東京を離れますと、少し渦中の中心から離れた心持ちになります。大きな目で見渡せば、ほとんど何も変わってはいないように見えますが。ただ、近すぎる気がする所から、拡大鏡で物を見てしまいますと、居ても立ってもいられなくなり、立ち直れない気分になっ…
このたびの山の日々は雨模様。山では雨が降っても、湿度が70%越えても、ジメジメしないので、過ごしやすいです。雨がやむと散歩に出かけます。今回は、散歩の合間に山で出会った初お目見えの花や虫がありました。 まずはミヤマクワガタ(深山鍬形)です。 あ…
雨模様の山の一日、それでもほんの少し雨が止むと鳥たちが囀ります。まるで魂の喜びを溢れさせているかのようです。東京でも庭で小鳥たちが喧しく鳴きます。四十雀、目白、雀、尾長、椋鳥、鵯、雉鳩、土鳩、鴉など。鳴き声は様々です。最近、鳥たちは鳴き声…
今朝、松尾葦江さんのブログで「風に吹かれて」を読み、この歌が流行っていた頃のことを思い返しました。大学生だった頃、この歌はよく歌われ、私たちも大学や寮で何度も歌いました。ベトナム戦争真っ只中だったと思います。大学紛争も治まりかけていました…
東京も梅雨に入って久しく、からっと晴れた日が続きません。去年は今頃山に出かけていたなぁ、などと思いながらなんとなく家にいることが多いです。そんなある日、松本に住んでいるかつての教え子から山菜が届きました。香りもフレッシュなコゴミ、ウコギ、…
ブログの日付をみましたら、この前のブログは3月半ばです。この日々、物思わぬ訳ではなかったのですが、思いは溢れるのに、言葉になりませんでした。日々報道される人災、天災の傷跡も生々しいのに、次々に襲う厄災には言葉もありません。言葉の欠片が胸の内…
漸く暖かい日が廻ってきましたので、庭に出て隅々まで眺めてみました。家の中からでも梅や木瓜や椿の蕾が開き始めていたのは気がついていたのですが、あちこちの片隅にたくさんの春の芽吹きが見えました。 以前は擬宝珠の繁みのあったところに、小鳥のための…
ロシアがウクライナに侵攻して、一週間ほど経ち、日を追うごとに状況が緊迫し、悪化し、落ちついていられない日々が続きます。爆撃音と同時に燃え広がる紅蓮の炎と煙、泣叫ぶ子供や老人の顔、胸がドキドキして居ても立ってもいられません。ニュースの画像と…
立春を過ぎて、雪まで降り、寒さは一段と厳しいものがありますが、夜明けが少しずつ早くなり、日暮れもゆっくりやってくるようになりました。木の芽も花芽もずいぶん大きくなりました。猫柳に似た木の芽は触れるとすべすべと柔らかく、暖かい春の陽射しを浴…
このところの寒さで、寒がりの私はすっかり外に出なくなり、炬燵に丸まる猫の如き日々を暮らしました。郷里の寒さに比べれば東京は暖かいとは思いますが、この地に馴れてしまいますと、身体もだらしなくなります。暖かい部屋の中でぬくぬくしながら、多少は…
今日は8日です。昨日は7日で七草粥、一昨日は6日で出初め式でした。日の過ぎるのは早いです。小学校の頃、6日には小学校の校庭に消防車が数台やってきました。半被姿の男たちが支える高い梯子の天辺で、同じく半被姿の火消しが梯子乗りの芸を見せてくれまし…
あけましておめでとうございます。 真紅の見事な薔薇です。玄関に飾りました。玄関は二ヶ所窓が開いており、常に外気が入ってきますので、寒いこともあり、まだ元気です。少し開いて、花の一つ一つが大きくなってきました。背景の処理をしなかったことを反省…